Lesson Songs

ここでは、私がエレクトリックギターを習っていたときのレッスン曲をご紹介します。わが師匠は弟子の自主性を尊重してくれる方で、一通り入門段階を終えると、弾きたい曲を何でも持ってきなさい、楽譜と音源さえあれば何でも教えると言ってくれました。師匠の専門はフュージョンなのですが、私がハードロック好きなことをよく理解してくれていて、フュージョンを練習曲に薦めたりはしなかったのです(私の腕前じゃあきらめていたのでしょうが!)。

弾きたい曲はたくさんありましたが、“弾ける曲”はそう多くないわけで、いつも選曲には頭を悩ませました。日本で楽譜が手に入らないものは外国から取り寄せもしました。もちろんすべてが完コピできるわけではなく、だいたいいいんじゃない?という程度まで弾けるようになったら、次の曲にとりかかるという具合でした。

何か適当な練習曲はないかなと考えている方がいらっしゃれば、多少ご参考になるかも知れません。ほとんどタブ譜と音源が手に入る曲ばかりです。
曲名をクリックすると、可能な場合は、視聴できるサイトのページが開きます。曲順は私が練習した順番になっています。

  曲名 アーティスト 収録アルバム コメント
1 Sunshine of Your Love Cream まずはリフ主体の練習に定番の曲を。クラプトンのギターソロとしては、取り組みやすいものだと言えるでしょう。
2 Smoke On The Water Deep Purple これも定番。ソロは比較的易しそうに聞こえますが、なかなかどうして、さすがリッチー・ブラックモア、音のひとつひとつを均等に正確に出すのが難しいと思い知った曲です。ピックアップのリア/フロント切り替えが実に効果的です。
3 Foolin' Def Leppard 発表会用に下手でも何とかごまかして弾き通せる曲として選びました。アルペジオあり、パワーコードあり、短いソロありで、練習にもうってつけです。師匠も気に入って、その後ほかの弟子たちの練習曲として採用したようです。
4 深紫伝説 王様 残念ながら現在新品では音源が手に入らないようです。Deep Purpleの有名な8曲のリフをつないだ練習にもってこいの曲。
5 Switch 625 Def Leppard インスト曲。超絶技巧などはなく、インストとしては珍しくシンプルな構成の弾きやすいメロディーのきれいな曲です。
6 Like a Hard Rain 相川七瀬 発表会で女性ばかりのバンドを組もうということになり、女性ヴォーカルでかっこいい曲ということで選びました。ソロも難しくありません。
7 Don't Cry Guns 'N' Roses レス・ポールが一番似合う曲ということで、Slashのソロが泣かせる曲を選びました。アルペジオが特徴的で、ソロではタメが決め手です。
8 Jungle Strut Santana 若かりし頃のニール・ショーン在籍中のサンタナの曲です。サンタナを凌ぐかと言われた天才ニールの激しいカッティングに死ぬ気で取り組みましたが、ほとんど沈没(笑)実際にはワウが使われていますが、まだワウを踏む余裕がありませんでした。
9 In These Arms Bon Jovi リッチー・サンボラのかっこいいプレイをコピーしたくて選びました。ソロは短く覚えやすいのですが、かっこよく弾くに至るには…(笑)
10 Gimme All Your Lovin' ZZ Top ギターを始めたときの目標が、ZZ Topを弾けるようになりたい!でした。ビリー・ギボンズのソロは、速弾きがないのに味があって、私向きのようです。グリッサンドをうまくキメるのが曲を惹きたてるコツのようです。
11 Sweet Emotion 相川七瀬 No.6と同じく、発表会のための選曲です。なぜか日本人プレイヤーのギターは難しそうに聞こえても実際には弾きやすいですね。
12 Die Hard The Hunter Def Leppard 複雑な構成で、いろいろなテクニックが練習できるところが気に入りました。典型的なハードロックという感じの曲です。
13 Fool For Your Loving Whitesnake ホワイトスネーク初期の曲なのでコンパクトにまとまっています。スティーヴ・ヴァイ加入前のバージョンと加入後のバージョンをミックスさせて練習しました。ヴァイのバージョンだけだと、とても弾けません(^^;;リンクしてある視聴曲はヴァイのバージョンです。
14 Bed of Roses Bon Jovi 枯れたストラトのソロを練習したくて選びました。ブラッシングがきれいに決まったときはヤッタと思いました。
15 Love Bites Def Leppard いつかは弾きたいと思っていたスロー・バラード。綺麗に引くのは難しい!
16 Open Invitation Santana パワーコード炸裂の気持ちよい曲。サンタナのソロは教科書どおりではないだけに本当に難しい。
17 Mary Had A Little Lamb Stevie Ray Vaughan 一転して、しぶいブルース。スティーヴィーの曲であまり速くないのは、これくらいのものでしょう。
18 A Man I'll Never Be Boston 舌をかみそうなメロディーラインが好きです。アルペジオは同じパターンの繰り返しのように聞こえて、実は微妙に少しずつ違っていて覚えにくい曲でした。
19 Ready An'Willing Whitesnake シンコペーションのリズム練習にと思って選んだ曲です。視聴できるところが見つからず残念。
20 My Head's In Mississippi ZZ Top 発表会用の曲。独特のピッキング・ハーモニクスを出すのに苦労しましたが、やっと満足いく仕上がりになりました。
21 November Rain Guns 'N' Roses Slashのソロはとてもコピーしきれませんが、ドラマチックな展開で気分よく弾ける曲です。でもレス・ポールでのハイポジションは辛い!
22 Stranger In This Town Richie Sambora Bon Joviではなく、リッチーのソロアルバムからのブルース・ナンバー。ヴォーカル間のオブリが綺麗です。Bon Joviでのギターとは一味違ったソロが練習できます。
23 Stages ZZ Top またまたZZ Topです。とにかく弾けそうな曲は全部弾いてやる!の意気込みで取り組みました。ノリがすべて!
24 Rough Boy ZZ Top スローバラードですが、これは難しかった!
25 Get Over It Eagles ロックンロール曲です。ドン・フェルダーの最後のソロがかっこよくて是非弾きたいと選びました。ジョー・ウォルシュのスライドギターは、ちょっとパスしました(笑)
26 Jesus Is Just Alright Doobie Brothers 発表会用の曲。ノリの良さを出すのが結構難しい。ソロはほんのちょっとです。
27 Highway Star Deep Purple この曲が弾けるかどうかで、腕がわかるという定番曲。5割スピードを落としてもなかなか弾けませんでした(^^;;
28 Life In The Fast Lane Eagles ロックンロール曲です。ギターパートがいくつにも分かれているので、あちこちを組み合わせて練習しました。

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