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cuire ou faire cuire?
日時: 2010/09/15 22:02
名前: 嘆きの壁

こんばんは。

やっと猛暑とさよならですね。涼しい風が心地よいです。

また質問です。

茄子を紹介している日本語の文章を読んでいて、ふと、以下の部分を仏訳するとしたら?と考えているうちに動詞の選択に困りました。宜しくお願い致します。

「(このナスは)実が柔らかいので、焼きナスや煮物に適している。」という文面です。
”焼くのに適している、煮るのに適している”という場合にCuire なのか Faire cuireのどちらを使えばいいのでしょうか?
以下のように訳してみました。

Sa chair tendre est apte a faire griller ou a faire cuire.

それとも
Sa chair tendre est apte a griller ou a cuire.

辞書(クラウン仏和)によれば Faire cuireの形をとる場合が多いと書いてありました。

なお、etre apte a の代わりに etre bon pour
のほうが 自然なのかとも考えました。

よろしくお願い致します。

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Re: cuire ou faire cuire? ( No.1 )
日時: 2010/09/15 23:22
名前: てふママ

嘆きの壁さん、こんばんは。
確かにfaire cuireのほうが多いですが、文脈によりますね。
それ以前に、お書きになった文章はどうも変ですよ。sa chairを主語になさっていますが、faire griller やfaire cuire(cuire)の動作主は人間でしょう?être apte àの場合、主語とapte à の後の動詞の動作主は同じでなければなりません。それにこの文では、apteを使うのは抵抗があります。

日本語から離れたほうがよいですね。sa chairを主語にする文は感心しません。
例えば、
Ces aubergines à chair tendre, se mangent généralement grillées ou cuites.
などというように、茄子を主語にすべきでしょう。se manger+過去分詞というのは、料理関係ではよく出てくる表現です。

ご質問の趣旨からは外れてしまいますが、お考えの文ではgrillerやcuireを能動で使いにくいのです。
Re: cuire ou faire cuire? ( No.2 )
日時: 2010/09/15 23:43
名前: 嘆きの壁

てふママさん、

詳しい説明を有難うございます。
よく分かりました。
ご指摘のse manger+過去分詞は確かによく見かけます。読んでいるときはそのまま理解できているのに、いざフランス語にしようとすると日本語の文に惑わされてしまいます。
またまた勉強になりました。
いつも有難うございます。

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