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parの後の名詞
日時: 2011/04/14 19:33
名前: みけ

Les deux bateaux se sont heurtes par la proue.
(二艘の船が船首で衝突した。)

この文で二艘の船の二つの船首同士がぶつかったのでproueは複数にしてpar les prouesではいけないのかなと思いました。
なぜ単数でなければならないのか教えていただけると助かります。

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Re: parの後の名詞 ( No.1 )
日時: 2011/04/14 23:26
名前: てふママ

みけさん、ようこそ。

はい、確かに二艘の船ですから、船首の合計は二つありますよね。疑問はもっともだと思います。

前後関係にもよるのですが、一般には、フランス語では主体が複数でも、各々が単数のものを持っているか、複数のものを持っているかで、数の判断をします。

例えば、5人の人がいるとして、「私たちは携帯電話を持っている」と言いたいときは、いくら携帯の数が合計5台であろうと、「ひとりにはひとつ」という考え方をし、Nous avons un portable. となるのです。

従って、お尋ねの文の場合も、proueを複数にすると、一艘に船首がいくつもついていることになってしまうのです。
Re: parの後の名詞 ( No.2 )
日時: 2011/04/15 19:56
名前: みけ

とても早いご返信に感謝いたします。
それにとってもわかりやすい説明で納得いたしました。ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。

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