Re: 牛は上手に泳ぐことができる ( No.1 ) |
- 日時: 2015/06/05 01:49
- 名前: てふママ
- zkさん、ようこそ。
確かに「牛」の総称はbœufなのですが、bœufは第一義としては食肉の「ギュウ」をイメージさせるので、vacheを使うことが好まれるのだと思います。英語で「牛」といえばcowを使うのが一般的(oxやbeefを使わない)なのと同じ感覚ですね。
pouvoirは条件的に可能であること(可能性があること、の意味もありますね)を示します。Les vaches peuvent nager. (bienを入れると意味が通らなくなるので省きました)ですと、例えば、前回は川が荒れていて急流だったので、牛たちは泳げなかったが、今回は流れが穏やかになったので、泳ぐことが出来る、といった場合に使う可能性はあります。あるいは、ちょっと考えにくい状況ですが、ある場所が、人間は遊泳禁止なので泳げないが、牛は泳いでよいことになっているので泳げる、などという場合にも使えます。
いずれにせよ「能力的に可能である(=「〜する技術を持っている」「〜の仕方を知っている」)ということを示す場合は、やはりsavoirを使うべきですね。
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Re: 牛は上手に泳ぐことができる ( No.2 ) |
- 日時: 2015/06/05 11:43
- 名前: zk
- ありがとうございます。私も辞書で比較して、当初はsaventがよいかと思ったのですが、Googleの用例検索して比較してみると、peuventの方が多かったので、不思議に思いました。
この使い分けは英語のcanとbe able toのニュアンスの違いに似ているような気がします。
添削してくれたフランス人も違いを詳細に説明してくれたので、合わせて理解が深まりました。本当にありがとうございます。
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