s'élevait une croixの主語がわかりません。 |
- 日時: 2015/12/14 02:10
- 名前: poisson lune
- 参照: http://ukikimaru.ran-maru.net/ran/index.htm
- はじめまして、てふママ様。poisson luneと申します。
フランス語の文法で自己解決できないところがあり、悩んでいる時にこのありがたいサイトを発見しました。 初めて利用させていただくのに、読みにくい長文で失礼いたします。 私は日本史に興味があり、具体的には江戸時代の美作国の津山城主・森忠政の事を調べております。 先日、19世紀のフランス人の書いた書物にこの森忠政の事が書かれていることが分かって、自分でも訳してみました。 訳したのは、下記のデータ書籍の上のデータ書籍の320ページの本文最終行から321ページの5行目です。 『Histoire de la religion chrétienne au Japon 』 https://archive.org/stream/histoiredelarel02paggoog#page/n11/mode/2up
翻訳対象の原文を引用いたします。 フランス語ですが、最後の一節は聖書の言葉でラテン語でした。 Le prince de Mimasaka fit dire à la cour qu'il n'existait plus de chretience sur ses tress, et il ferma les yeux. Près de sa capitale était un beau cimetière, ou les chrétiens allaient faire leur prière; au centre s'élevait une croix magnifique, de 15 palmes de hauteur, comme pour vérifier les paroles du psaume: Dominare in medio inimicorum tuorum.
歴史背景を考えた上での私の考えた日本語訳です。 『美作の王子(森忠政)は、もはや領内にはキリシタンは存在しないと幕府に報告して黙認した。 その都(津山)の近くには美しい墓地があり、そこでキリシタン達は祈祷を捧げていた。 その中央には高さ15パルムの素晴らしい十字架を立てていた。 それはさながら詩編にある言葉『あなたはもろもろの敵のなかで治めよ』を実証するかのようであった。』
ここで私がわからないのは、 au centre s'élevait une croix magnifique の主語です。 s'élevaitは三人称単数の活用だと思うのですが、この主語、すなわち「十字架を立てた」のは、Le prince de Mimasakaなのでしょうか? 話の流れでは主語はキリシタン達かと思ったのですが、どうしても引っかかっています。 フランス語は大昔にかじっただけなので、思い出せないことばかりでどうしても読み解くことができませんでした。 どうかご教示ください。
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