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selon
日時: 2016/03/09 19:14
名前: 山口

こんにちは、前回は大変お世話になりました。
またお時間ありましたら教えて頂けませんでしょうか。

条件法を習っております。
selonの後は条件法になる、と習ったのですが、新聞で以下の文を見つけました。

Selon eux, il y a moins fréquentation touristique et moins de revenue d'argent.

この文は直説法現在形で書かれていると思うのですが、
これは確実にeux彼らが言っていた事だから直説法を使っているのでしょうか。

発言に対して自分の信用度によって、直説法にしたり条件法にしてニュアンスを伝えるのでしょうか?

条件法の場合はxxxによると、xxxらしい。と習ったのですが、直説法の場合は主語+dire que のような感じで、xxxと言っていた。と理解してもいいでしょうか?

どうかお時間がある時にでも宜しくお願いいたします。

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Re: selon ( No.1 )
日時: 2016/03/09 21:20
名前: てふママ

山口さん、こんばんは。

selonを使う文は、伝聞など不確実性の高いニュアンスを持ちますから、主節が条件法になることが多いのは確かですが、必ずというわけではなく、直説法も頻繁に見かけますよ、というよりニュース文だと直説法が多いような気がします。もちろん内容にもよります。

単純検索ですから正確ではありませんが、Selon eux, il y a と Selon eux, il y aurait とそれぞれ検索してみると、前者のほうが2倍以上多いですね。

多いのは、「新聞報道によれば、…である」「最近の研究によれば、…である」というような表現ですね。これは山口さんがお考えのように、「新聞がこう伝えている」「研究結果がこうだと言っている」という事実を述べるだけなので、条件法にならない場合が多いと思います。Selon eux, … は Ils disent que… と考えてよいでしょう。

一方「警察の発表によれば、怪我人が10名ほどいる模様」などの時は、内容自体が不確実性を持ちますから、主節に条件法が使われますね。

結局は、内容に対する推量の度合いによると思います。
Re: selon ( No.2 )
日時: 2016/03/11 19:44
名前: 山口

こんばんは お忙しい所ご丁寧に説明して頂きまして本当にありがとうございます。

条件法か直接法かは内容に対する推量の度合いによって使い分けるのですね。
参考書などを読んでみても載っていなかったので、てふママ様のようなレベルの方に教えて頂けるのをありがたく思っております。

この度もありがとうございました。またお世話になると思いますがよろしくお願いいたします。

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