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deの後の冠詞について
日時: 2016/09/26 17:27
名前: 山口

こんにちは、お久しぶりです。
いつもお世話になっております。
お時間ありましたら宜しくお願いいたします。

単語の学習で、自分で例文を作っています。
毎回頭が混乱するのが、deの後の冠詞についてです。

例えば、彼女は学校教育について話す。Elle parle de l'éducation scolaire.
この場合、la(l')なのかuneがわかりません。

恥ずかしながら、毎回適当に使ったりしていたのですが、これではいつまで経ってもあやふやなままなので、どうにか理解出来たらと思っています。

教えて頂けますと嬉しいです。
急ぎませんので、お時間がありましたら宜しくお願い致します。

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Re: deの後の冠詞について ( No.1 )
日時: 2016/09/28 21:06
名前: てふママ

山口さん、こんばんは。

冠詞の問題はdeの後だから特殊ということはないので、まず各種冠詞の機能をしっかり把握しておくのが肝要でしょう。
「彼女は学校教育について話す」なら、de l'éducation scolaire であって、d'une éducation scolaire とはなりません。この場合は「学校教育というもの」について話すのであって、「ある学校教育」について話すのではありませんよね。従って不定冠詞は不適当ということになります。

だからといって、d'une éducation scolaire という言い方そのものが間違っているかというと、そうではありません。簡単な例で言うと、通常定冠詞を用いる名詞でも、形容詞がつくと不定冠詞になるということが多くあります。d'une éducation scolaire chrétienne などという場合です。
これは、ふつう「月」は la lune ですが、形容詞がつくと、une lune bleuâtre(青みがかった月)というのと同じです。形容詞がつくと、月の様々な性質や見た目のうちのひとつのあらわれと解釈され、不定冠詞になるのです。

deの後の名詞が特定化されているかいないか、総称か個別か、そういったことから冠詞の種類が決まります。また、parler de… の場合は違いますが、「名詞+de+名詞」の場合は、deの後ろの名詞が無冠詞になることもありますから、一般論としてdeの後の冠詞はどうなるのか、という疑問は成り立たないことになります。前後関係や前後の構造によって、まちまちです。
Re: deの後の冠詞について ( No.2 )
日時: 2016/09/29 00:38
名前: 山口

てふママ様

こんばんは、今回もご丁寧に説明して頂きありがとうございました。

各冠詞について再度勉強し直さないといけませんね。
形容詞…に関しては全く知りませんでしたいた。

何度もこの説明を読み直してみます。
本当にお時間割いて教えて下さってありがとうございました。
Re: deの後の冠詞について ( No.3 )
日時: 2016/09/29 15:43
名前: 山口

てふママ様

お世話になっております。冠詞を少しでも勉強しようと「現代フランス広文典」という本を買ってきました。
色んな事が載っている本なので、てふママ様へ質問する前にこれで確認しようと思います。また質問させて頂くことがあると思いますが、よろしくお願いいたします。
Re: deの後の冠詞について ( No.4 )
日時: 2016/09/29 17:41
名前: てふママ

『現代フランス広文典』はよい本ですよ。頑張ってくださいね。

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