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条件法過去
日時: 2017/03/06 22:21
名前: 山口

こんばんは、お久しぶりです。

君が教えてくれなかったら、私はそれを知りませんでした。

と言いたく、教えてもらったフランス語が

Je ne l'aurais pas su, si tu ne me l'avais pas dit.

と条件法過去が使われています。
条件法過去の方法を見てみると、非現実、後悔、、、など用法が載っているのですが、これは何に当てはまって使われているのか?と考えていたら、何がなんだかわからなくなってしまいました。

もう知っている(分かった)のだから現実の話(空想の話でなく)をしていると思うのですが、知らなかっただろうと否定しているので(実際は知っている)非現実の話をしているので、条件法過去が使われていると理解していいのでしょうか?

すみません、私の日本語も支離滅裂になってしまっておりますが。もしお時間あり、教えて頂けますと嬉しいです。

メンテ

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Re: 条件法過去 ( No.1 )
日時: 2017/03/07 23:10
名前: てふママ

山口さん、こんばんは。

これは非現実の用法ですよ。と言っても、もしかすると誤解なさっているかも知れませんが、条件法自体が非現実をあらわすのではないのです。条件法は、非現実の仮定がなされた場合に、その結果どうなるか(どうなったか)という結果の推測をあらわします。「条件法」という名称から、「条件」をあらわすのかと誤解されがちですが、そうではなくて「帰結」をあらわすのです。

si tu ne me l'avais pas dit の部分が「過去における非現実の仮定」にあたります。
実際には君は教えてくれたのですから、「君が教えてくれなかったら」と仮定するのは非現実ですよね。

そして、je ne l'aurais pas su の部分が「非現実の仮定に基づく結果の推測(帰結)」にあたります。
「知らなかっただろうに(知ることがなかっただろうに)」(でも実際には知った)

もし、条件法現在ではなく過去が使われていることが疑問なのでしたら、これは単に完了だからです。
メンテ
Re: 条件法過去 ( No.2 )
日時: 2017/03/13 03:44
名前: 山口

いつもお世話になっております。
今回も分かりやすく教えて下さりありがとうございます。
解説を読んで腑に落ちました。
ありがとうございました!!
メンテ

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