Re: フランス語における文頭の小文字 ( No.1 ) |
- 日時: 2017/12/19 21:21
- 名前: てふママ
- Aquaさん、こんばんは。
大文字、小文字の問題は、まとまった文章かそうでないかによって、考え方は異なります。 論説、散文作品、ニュース文など、まとまった文章においては、文頭は大文字で始まるのが正式な書法です。
ベン・ヴォーチェは言葉をアートとして扱う人ですから、その文も10行、100行、数ページといった長いものはほとんどなく(よくは知りませんが)、印象的な数語のつながりの文ですよね。ですから、これは標語とかロゴとか、飾りの文字などと同列のものだと思います。そういう場合は、文頭を大文字にしようと小文字にしようと自由であり、小文字で始めてピリオドもなしというものはよく見かけます。Pourquoi partir ailleurs ? と書いても、pourquoi partir ailleurs ?と書いても意味に違いはありません。(なぜここではない場所に出かけるのか)
ジャン・コクトーの文は、原文が書かれたものだとすれば、頭は大文字だと思います。口頭で発言した内容ならば、大文字か小文字かわからないことになりますが、それを文字起こしすればやはり大文字で始まるでしょう。引用文を格好よく使おうとして、文頭を小文字にしたのだと思います。私たちはアルファベットを使う国民ではありませんから、本当のニュアンスはわかりませんが、文頭を大文字にするのは正式すぎて、古くさく思えるのかも知れません。
ブランド名で、agnès b というのがありますが、このデザイナーの本名はAgnèsで、人名ですから当然頭は大文字になるはずですが、ブランドロゴにするときに、小文字の方がカッコ好いと判断したのでしょう。
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Re: フランス語における文頭の小文字 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/12/20 00:43
- 名前: Aqua
- ご返信ありがとうございました。
やはり人により見解が分かれますね。 この問題はしばらく抱えていようと思います。
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