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フランス語における文頭の小文字
日時: 2017/12/19 17:29
名前: Aqua

お久しぶりです。よろしくお願いします。

文頭は大文字であるのが一般的なのかと思いましたが、フランス語の場合、小文字で書かれているのを見かけます。
その場合、大文字とは違う意味があるのでしょうか?
フランス語における文頭の小文字の扱いや意味などの説明をお願いします。

pourquoi partir ailleurs? le temps qui passe est une utopie →ベン・ヴォーチェの言葉
(pourquoi partir ailleurs?の日本語訳もお願いします。)

de temps en temps il faut se reposer de ne rien faire →ジャン・コクトーの言葉

いずれもアーティストの文章です。


フランス語 文頭小文字.zip (ダウンロードボタンからダウンロードできます。)
https://ux.getuploader.com/Aqua1/download/7
メンテ

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Re: フランス語における文頭の小文字 ( No.1 )
日時: 2017/12/19 21:21
名前: てふママ

Aquaさん、こんばんは。

大文字、小文字の問題は、まとまった文章かそうでないかによって、考え方は異なります。
論説、散文作品、ニュース文など、まとまった文章においては、文頭は大文字で始まるのが正式な書法です。

ベン・ヴォーチェは言葉をアートとして扱う人ですから、その文も10行、100行、数ページといった長いものはほとんどなく(よくは知りませんが)、印象的な数語のつながりの文ですよね。ですから、これは標語とかロゴとか、飾りの文字などと同列のものだと思います。そういう場合は、文頭を大文字にしようと小文字にしようと自由であり、小文字で始めてピリオドもなしというものはよく見かけます。Pourquoi partir ailleurs ? と書いても、pourquoi partir ailleurs ?と書いても意味に違いはありません。(なぜここではない場所に出かけるのか)

ジャン・コクトーの文は、原文が書かれたものだとすれば、頭は大文字だと思います。口頭で発言した内容ならば、大文字か小文字かわからないことになりますが、それを文字起こしすればやはり大文字で始まるでしょう。引用文を格好よく使おうとして、文頭を小文字にしたのだと思います。私たちはアルファベットを使う国民ではありませんから、本当のニュアンスはわかりませんが、文頭を大文字にするのは正式すぎて、古くさく思えるのかも知れません。

ブランド名で、agnès b というのがありますが、このデザイナーの本名はAgnèsで、人名ですから当然頭は大文字になるはずですが、ブランドロゴにするときに、小文字の方がカッコ好いと判断したのでしょう。
メンテ
Re: フランス語における文頭の小文字 ( No.2 )
日時: 2017/12/20 00:43
名前: Aqua

ご返信ありがとうございました。
やはり人により見解が分かれますね。
この問題はしばらく抱えていようと思います。
メンテ

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