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過去分詞の性数一致の例外
日時: 2022/05/14 03:52
名前: リヨン

てふママさま

こんばんは。

過去分詞の性数一致についてお伺いします。

中性代名詞 en が直接目的語として用いられている場合には、例え目的語が動詞の前に来ても
過去分詞は性数一致しない、という例外のルールを知りました。

なので、次の文章のカッコの部分は、
Plus de cerises pour moi, j'en ai trop(manger).
mangéとするのが正しく、性数一致しないと思ったのですが、
ネイティブの人に聞いたところ、mangéesが正しい答えと言われました。

en はcerisesだと思いますが、この場合直接目的語ではないのでしょうか?
メンテ

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Re: 過去分詞の性数一致の例外 ( No.1 )
日時: 2022/05/14 10:53
名前: てふママ

リヨンさん、こんにちは。

enが直接目的語で動詞に先行する場合、過去分詞は一致しないのが一般的ですが、一致すべきと主張する
学者さんもいらっしゃる、つまり、一定していないようです。ネイティブの方でもきっとまちまちだと思います。

挙げていらっしゃる文では、j'en ai trop (manger) は j'ai mangé trop de cerises のことなので、
enは数量表現 trop de のde と、その補語の cerises、つまり de cerises の代用ということです。
これは直接目的語ですが、enが数量表現の補語の場合、一致するかしないかはやはり決まっておらず、
性数一致させると音が変わってしまう場合には一致を避け、そうでなければ一致させることもある
そうです。
挙げられていた例文の2つを比べてみてください。
Combien en (=poires) as-tu mangées ?
Combien en as-tu pris ?(prisesとなると音が変わるため、避ける傾向)

なお、これらの解説は『新フランス文法事典』に載っています。
メンテ
Re: 過去分詞の性数一致の例外 ( No.2 )
日時: 2022/05/14 19:39
名前: リヨン

てふママさま

こんにちは。

毎回迅速なご回答をありがとうございます。

今回も、解説と例文でとてもよく分かりました。

しかし、非常に難しいです...。

ご提案頂いた本は、てふママ様が他の方のご質問の回答でもご紹介されているものですね。
本屋さんで見てみようと思います。

いつもとても助かっています。ありがとうございました。
メンテ

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