Re: 条件法+接続法 ( No.1 ) |
- 日時: 2022/06/15 09:20
- 名前: てふママ
- クルツさん、こんにちは。
どちらも少し違うと思います。 qu'on fût arrivé は接続法大過去ですが、条件法過去第2形としての用法ですね。 en partant d'une tradition absolumet légendaire et illusoire と、en employant la méthode la plus défectueuse possible の2つのジェロンディフが、条件部分を成していて、その帰結がon fût arrivé à mieux と考えられます。
この考え方に沿って解釈するなら、ちょっと直訳調ですが 「完全に架空で見せかけの伝承から出発するなら、また、可能な限り不完全な方法を用いるなら、よりよいものに達していただろうということは、やっぱり驚くべき事だろう」(あるいは、「…出発しても…方法を用いても」かも知れません。引用してくださった部分だけでは、全体の論理を掴み切れていませんので)となりそうな気がします。各名詞の訳語はとりあえずですので、もっと相応しい訳し方があると思いますから、文の繋がり具合だけ参考になさってみてください。
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Re: 条件法+接続法 ( No.2 ) |
- 日時: 2022/06/15 10:53
- 名前: クルツ
- ご回答どうもありがとうございます。
おかげさまで文の構造がよく見えてきました。mieuxのあとにカンマがないことに留意せず、ジェロンディフが条件部分を構成しているとはっきり意識していなかったのと、qu'on fût arrivéという接続法大過去を未来完了的に読んでしまっていたため(「接・大は過去についてのみ用いられ、現在完了・未来完了を表わす条・過に代わりえない」という文法書の文言をはじめてしっかり銘記しました)、なんだか据わりの悪い解釈にたちつくしていたようです。
わが身の不明を確認するために最初のぼくの投稿にもどりますと、この引用文は、現実には「よりよいもの」に達してはいないので、強いていえば前者に近いものの、これは未来完了の意にとっていますから、その点がまちがい、というふうに考えをまとめたのですが、大過ありませんでしょうか。
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Re: 条件法+接続法 ( No.3 ) |
- 日時: 2022/06/16 00:12
- 名前: てふママ
- はい、最初のご投稿に関して言えば、そういうことになります。
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Re: 条件法+接続法 ( No.4 ) |
- 日時: 2022/06/16 00:20
- 名前: クルツ
- このたびはどうもありがとうございました。
また質問をさせていただければ幸いです。 その機会にはどうぞよろしくお願いいたします。
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