Re: 接続法、直説法の使い分け ( No.1 ) |
- 日時: 2023/04/24 11:03
- 名前: てふママ
- yokkoさん、こんにちは。
croire が否定形・疑問形だと que 以下は一般的には接続法だが、直説法になることもある、というやつですね。 こういう場合の接続法/直説法の使い分けは、que 以下の内容が事実に近いかどうかがポイントで、事実から遠くなる(内容が疑わしくなる)ほど接続法になる可能性が高くなります。
挙げてくださった例文だとあまりピンと来ないのですが、前者(接続法)ではトマが断る可能性がどちらかというと低く、後者(直説法)はトマはおそらく断るという推測が成り立つような場合ですね。
ちょっと極端ですが、もうちょっとわかりやすい文を挙げてみます。 Je ne crois pas qu’il soit mort. 私は彼が死んだなんて思わない。(彼は行方不明だが、おそらく生きていると思う) Je ne crois pas qu’il est mort. 私は彼が死んだなんて思わない。(目の前に遺骸はあるのだが、死んだという気がしない)
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Re: 接続法、直説法の使い分け ( No.2 ) |
- 日時: 2023/04/24 19:29
- 名前: yokko
- てふママ様
回答ありがとうございます。 難しいですが、直説法と、接続法の違い、なんとかくわかりました。
質問のときに、テキストに載っている訳を書いておけばよかったのですが、テキストの訳としては、
Je ne crois pas que Thomas refuse. トマが拒否するとは思わない。
Je ne crois pas que Thomas refusera.トマが、拒否するとは思えない、←拒否しないだろう と書いてあったのですが、これは訳が間違っているのでしょうか。
特に下の直説法、てふママの解説と逆の訳になっていて、?の状態になっています。 よろしくお願いいたします。
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Re: 接続法、直説法の使い分け ( No.3 ) |
- 日時: 2023/04/24 20:39
- 名前: てふママ
- ああ、失礼しました、私の勘違いです。挙げてくださった直説法の例文は単純未来形でしたね。単純未来だとちょっと事情が変わってくるのです。
Je ne crois pas que Thomas refusera. は、 Tomas ne refusera pas, voilà ce que je crois. と書き換えることができます。従って、その訳は正しいです。
ただし、一般論(主節がcroire の否定形とは限らない)としては、que 以下の内容が客観的事実であることをはっきり表したい場合、直説法が用いられるというのは間違っていません。 Il ne croit pas que je suis heureux. は、 Je suis heureux et il ne le croit pas. 私は幸せなのだが、彼はそう思っていない、の意味です。
単純未来が使われていることと、refuserという否定のニュアンスを含む動詞が使われていることで、一般論で片付けられない例文でした。混乱させてしまって申し訳ありません。
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Re: 接続法、直説法の使い分け ( No.4 ) |
- 日時: 2023/04/24 21:29
- 名前: yokko
- てふママ様
ご丁寧に解説いただき、ありがとうございました。 よくわかりました。難しいですが。。。。(汗) 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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Re: 接続法、直説法の使い分け ( No.5 ) |
- 日時: 2023/04/25 08:44
- 名前: yokko
- 接続法について、別のトピックを立てて、質問させていただきます。
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