Re: le / un violon ( No.1 ) |
- 日時: 2023/08/03 13:49
- 名前: てふママ
- yokkoさん、こんにちは。
定冠詞と不定冠詞の使い分けは、私たちには永遠にわかりにくい事柄ですよね。
この文におけるle violonの定冠詞は「バイオリンという種類のもの(楽器)」を表しています。定冠詞の用法としては「総称」です。「そのバイオリン」という特定化の用法ではありません。
「〜の名手」という言い方の場合、virtuose deの後には、楽器やスポーツや芸術の名前が来るべきなんですね。 virtuose du football / virtuose du français / virtuose de la sculpture といった具合です。 これらは分野名であるため、総称の定冠詞が必要です。
これをun violonにすると、「その種類の中の不特定なひとつ」を表します。つまり、yokkoさんのおっしゃるように「実際のバイオリン」がイメージされ、実在性がでてきてしまうのです。これですと、ちょっと不思議なことになります。もしvirtuose d’un violonでしたら、どれでも良いけれど何かひとつのバイオリンの名手、ということになります。他のバイオリンだと下手で、あるひとつのバイオリンなら上手く弾く、というのは変ですよね?
冠詞なしの un virtuose de violon と言うことはありますが、un virtuose d’un violonはあり得ないと思います。
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Re: le / un violon ( No.2 ) |
- 日時: 2023/08/03 14:48
- 名前: yokko
- てふママ様
よくわかりました。勉強になります! いつもありがとうございます!!
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