つまみ食い

フランス語に限らずフランスやフランス文化について、ちょっと面白い話や、
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ハリー・ポッターふたたび 2004年10月01日(金)

  フランス語を知っていると、「ハリー・ポッター」シリーズの読書の楽しみが倍加する。著者J.K.ローリングがフランス語の教師であったこと、フランス在住経験があることは知られているが、フランス語の要素が作品の随所にちりばめられているのだ。とりわけそれは固有名詞のつけ方に顕著で、例えば全巻通してハリーと深くかかわってくる魔法使い「ヴォルデモート」を取り上げてみよう。原作でのつづりは"Voldemort"で、この名前を見た途端、フランス語を知っている者は"vol de mort"(ヴォル ド モール)という言葉がイメージできる。訳せば「死の飛翔」、いかにも最も恐ろしい闇の魔法使いというキャラクターが表現されている命名だ。英語圏の人々でフランス語を知らない人は、この名前に接してどう感じるのだろう。

(投稿日時不明)
 


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