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フランス語に限らずフランスやフランス文化について、ちょっと面白い話や、
あまり知られていない情報をアトランダムにご紹介します。
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ググレ・ゴグレ
2005年06月10日(金)
検索エンジンGoogleで調べることをネット用語で「ぐぐる」と呼ぶのはよく知られている。ふと、フランス語にもこの類の表現はすでに存在しているのではないかと思いついて調べてみると、案の定あった!
《Googler》という新語の動詞がネット上で通用しているではないか!フランス語の動詞の原形(正確には「不定詞」と呼ぶ)は、決まった数種の語尾の形になるのだが、最も多いのが《-er》という語尾をもつ動詞である。この語尾は新語を作るときも有効で、例えば英語のstopという動詞は、stopperというスペルの動詞としてフランス語に取り入れられた。
ただ、発音に関しては、フランス語では《oo》という綴りは通常「ウ」ではなく「オ」と読むので、「ゴグレ」と発音することは考えられる。けれども、フランスのあるフォーラムでのアンケートによれば、Googleを「ゴーグル」と発音する人は10%で、英語と同様「グーグル」と発音する人は89%とのことだ。そうすると、動詞Googlerも「ググレ」と読む人のほうが多いのかも知れない。さすがにネット上では発音まで確認できないのが残念だ。
(2005.6.10)
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