Windowsでフランス語を入力する            
 

 ここではWindows7での操作をご紹介しています。
     
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1.入力言語[フランス語(カナダマルチリンガル)]を追加する

1) スタートメニューから[コントロールパネル]を開きます。
2) [時計、言語、および地域]の下の[キーボードまたは入力方法の変更]]をクリックします。
3) [地域と言語]ウィンドウが開きますので、[キーボードと言語]のタブのところでキーボードの変更]ボタンをクリックします。
4) [テキスト サービスと入力言語]ウィンドウが開き、[全般]タブのところで日本語キーボードがインストールされているのがわかります。
[インストールされているサービス]の項目右側の[追加ボタン]をクリックします。
5) [入力言語の追加]ウィンドウが出ますので、プルダウンメニューから[フランス語(カナダ)]を探し、頭の+をクリックします。現われた[キーボード]の頭の+をクリックすると、
「カナダ マルチリンガル標準」が出てきますので、チェックボックスをチェックし、OKをクリックします。
カナダを選ぶのは[フランス語(フランス)]より通常のキーボードと配列が似通っているためです。

6) [テキスト サービスと入力言語]のウィンドウに戻りますので、[フランス語(カナダ)が追加されていることを確認し、OKをクリックします。これで設定が完了します。
7) 言語バーの[JP]をクリックすると、[FR フランス語(カナダ)]が選択肢にあらわれますので、必要に応じて[JP 日本語]と切り替えて使用します。
8)  入力言語の切り替えは、いちいち言語バーをクリックしなくても、「左Alt + Shift」で切り替えることができます。ただし、
入力言語がいくつも設定されている場合は、何回もやらなくては希望の入力言語状態になりません。そこで、ショートカットキーを
設定しておくことをお勧めします。
]
[テキストサービスと入力言語]のウィンドウで、一番右のタブ[詳細なキー設定]を開きます。
9)  設定した[フランス語(カナダ)―カナダ マルチリンガル標準へ]を選択し、下の[キーシ−ケンスの変更]ボタンをクリックします。
[キーシーケンスの変更]というウィンドウが開きますので、[キーシーケンスを有効にする]にチェックを入れます。[Ctrl + 0]が
すでに表示されているのを確認しOKをクリックします。
同様に、[詳細なキー設定]の画面で、通常お使いの日本語入力サービスを選択し、[キーシーケンスの変更]をクリックします。
ここでは[Ctrl + Shift +0]が表示されるはずですので、それを確認しOKをクリックします。
2つの入力言語のキーシーケンスを設定したら、OKをクリックします。
これで、Ctrlを押しながら0を押せばフランス語入力になり、CtrlとShiftを押しながら0を押せば、日本語入力に戻ります。

2.入力文字別一覧表
   主要なもので、通常のキートップの表記と異なるものだけを挙げてあります。

入力したい文字 キーストローク
é /
è :
ê @に続けてe
ë Shift + @に続けてe
à ]
â @に続けてa
î @に続けてi
ï Shift + @に続けてi
ô @に続けてo
ù 右Atl + @に続けてu
û @に続けてu
ü Shift + @に続けてu
ç [
œ 右Ctrl + e
æ 右Ctrl + a
  
入力したい文字 キーストローク
= ^
@ Shift + 2
? Shift + 6
& Shift + 7
' Shift + ,
: Shift + ;
«または» Shift + .
( Shift + 9
) Shift + 0
« 右Alt + z
» 右Alt + x
右Ctrl + ,
*ノートパソコンで右Altキーがない場合
ùは、Officeの特殊文字挿入を使うか、
コピー&貼り付けを使いましょう。
*Shift + . は、ソフトによっては「"」になります。


3.フランス語(カナダ)のキーボード配列
  Windowsのメモ帳で確認しています。欧文フォントを指定しておきましょう。アプリケーションによっては入力できないものがあります。

  1) 赤のキーは通常の配列と異なる部分です
「^」はデッドキー(単独では動作せず、他のキーとの組み合わせで入力した記号などが表示されるキーのこと)です。続けて空白を入力すると、記号だけが表示され、続けて母音字を入力するとアクサン・シルコンフレクスつきの文字になります。
通常の半角/全角切り替えキーが、この配列では記号入力キーになることに注意しましょう。
2)  Shiftキーを押しながら入力すると
3) 右側のAltキーを押しながら入力すると
「`」と「~」はデッドキーです。続けて空白を入力すると、記号だけが表示され、続けて母音字を入力すると記号つき文字になります。
4) 右側のCtrlキーを押しながら入力すると
セディーユ「¸」と、「´」はデッドキーです。続けて空白を入力すると、記号だけが表示され、続けて文字を入力すると記号つき文字になります。
5) 右側のShiftとどちらかのCtrlを押しながら入力すると