笑えるフランス語

街やWebで見かけた困ったフランス語をご紹介
笑えることが少なくなることを願って…

天使はミスを運ぶ? 2004年09月05日(日)

  【PETITE ANGE プチ・アンジュ《小さな天使》】

一部で人気の天使ネタをまたひとつ(笑)
フランス語の形容詞は、それが形容する名詞が男性名詞であるか女性名詞であるかによって形をかえる。angeは男性名詞なのに、ここで使われている形容詞のpetiteというスペルは女性名詞につく形なので、明らかな間違い!正しくは《PETIT ANGE》である。

そしてオヤクソクの発音間違い、しかも二重に勘違いされているような…(^^;; もし、スペルが《PETITE》なら、発音は「プティット(プチット)」だ。それでは正しいスペルの《PETIT》なら?

答えは「プティ(プチ)」。な〜んだ、それじゃあカタカナのほうだけは合ってるのね、と思ったら大間違い。《PETIT ANGE》は《PETIT》と《ANGE》を別々に読むのとは発音が違って、「プティタンジュ(プチタンジュ)」とならなくてはいけない。単語が並ぶと、単独では発音しなかった最後の《t》の文字が発音されるようになるのだ。面倒くさい決まりだが、それがフランス語の大きな特徴のひとつでもある。

ちなみにスペルは正しいのに、読み方が「プチ・アンジュ」となっている表記も、検索でたくさん出てくる…がっくり。お願いだから、サイト名決める前に、ちゃんとわかる人に確認とってくれぇ〜!

http://www.buru.co.jp/ange/
 


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