笑えるフランス語

街やWebで見かけた困ったフランス語をご紹介
笑えることが少なくなることを願って…

もう訂正不可能(^^;; 2004年09月18日(土)

  【「ミルフィーユ」 フランス語でミルは千,フィーユは葉で,この菓子の名前は千枚の葉を意味する。 】

あまりに浸透しすぎて、正しい発音が普及するのは望めそうもないという例のひとつ。つづりはmillefeuilleで、意味は上記で正しい。milleとfeuilleの合成語である。確かにfeuilleの発音は中間的な母音が含まれているので難しい。もっとも近い表記は「フイユ」(イを小さくしてはダメ)であって、「フィーユ」でも「フィユ」でもない。実際に耳にすれば「フイユ」と「ファイユ」の中間くらいの音に聞こえるだろう。

「フィーユ」はどうあっても変だ。そう表記するのは、filleという単語であって、これは「女の子」という意味。「ミルフィーユ」という言葉を聞くと、いつも女の子がぞろぞろ千人も並んでいる姿が目に浮かんでしまう(笑)

ただ嬉しいことに、正しく「ミルフイユ」と表記してある例も少数だがWeb上には見られる。

http://g.pia.co.jp/Wonderland/jiten/10.html
 


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